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クロスバイトは早めの矯正治療が望ましい

 クロスバイト(交叉咬合)は早めの矯正治療が望ましい、と私は考えています。
見つけたらすぐに。可能であれば。(状況により、経過観察をする場合もあります。)

 なぜなら、クロスバイト(交叉咬合)を放置していると、歯肉の退縮を起こすことがしばしばあるからです。
歯肉が退縮している、ということは、すなわち、その下にある骨が失われている、ということです。
歯を支えている組織(歯肉、歯槽骨)が、不健全な状態になってしまう、ということです。
その歯の寿命に影響してきます。

 下の写真、右側中切歯(一番前の歯)のクロスバイト(交叉咬合)の状態です。いわゆる、部分的な受け口さん、ですね。
咬(か)むたびに、上の中切歯が、下の中切歯を外方向へ押す力がかかってしまいます。この歯にとって、望ましくない不自然な力がかかってしまいます。矢印部分、歯肉と骨が失われ、歯の根っこが露出してきました。こういう部位は汚れが貯まりやすく、虫歯になりやすい、知覚過敏を起こしやすい、歯磨きすると周りの歯茎から出血する、などの症状が出てくることがあります。

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 下の写真、左側第二大臼歯(12歳臼歯、7番)のクロスバイトです。このようなクロスバイトを、ブッカルクロスバイト、buccal crossbite、といいます。 
矢印部分、やはり歯根が露出しています。この方の場合、奥歯がしみる、と言うのが、そもそもの来院の主訴でした。

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 矯正治療は、歯並びの見た目を美しくするだけが目的ではありません。
例えば、クロスバイト(交叉咬合)の状態の歯を、子どもの時分から、早めに矯正治療しておけば、歯肉の退縮、歯槽骨の喪失をある程度防ぐことが出来ます。ひいては、その歯の寿命にも影響してくると思われます。
 子どもさんの歯並びに問題があると思われたならば、永久歯に全部生え替わるまで待とう、とお考えになる前に、歯科医師にご相談されることをお勧めいたします。




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(矯正歯科、歯周病、小児矯正、ホワイトニング、審美歯科、顎関節症、歯ぎしり、睡眠時無呼吸症候群)
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