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小帯付着異常と言われたけど、どうすべき?

 小帯異常といわれましたが、どんな問題が起こりますか?

先日、お口の健診にて、小帯異常、と指摘された方が来院されました。
小学校1年生の女の子と、お母さん、お二人で来院されました。

 お口の中には上唇小帯、下唇小帯、舌小帯、頬小帯があり、特に小児期に一番問題になるのは、上唇小帯の付着異常です。上唇小帯とは、上唇(うわくちびる)の裏面の中央から前歯の中央部にかけて縦に伸びている小さい帯状のすじをさします。上唇小帯の付着が強いと、上の中切歯(1番)の歯と歯の間に入り込んでいることがあります。この場合、歯並びに問題を起こすことがあります(隙間ができる)。要するに、上の歯並びのど真ん中に、隙間があいてしまう、もしくは、開いたまま、閉じない、という状況になってしまいます。いわゆる、すきっ歯さんですね。
 また、上唇を歯に強く接近させるため、歯磨きが難しいことがあります。状況によっては早期に小帯切除手術を行う必要があるかもしれません。正中離開が明らかな場合や歯磨きの妨げになっているような場合です。
 では、小帯異常、といわれたら、必ず切除しなければならないのでしょうか?
私の経験で言えば、小帯異常、と指摘されて来院された方のほとんどは、経過観察になることが多いようです。
上唇小帯は、発育とともに、相対的位置、大きさに変化がおこります。つまり、成長とともに、歯槽骨(歯のはえている骨の部分)が高くなるにしたがって付着部位が相対的に上に(頭の方向に)移動するのが普通です。この変化は永久歯列の完成する12 歳ごろまで続くといわれています。検診で小帯異常(小帯が太い、高位に付着している)といわれたからといって、必ずしも切除が必要ではありません。



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