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親知らず抜歯、歯ぎしり、くいしばり、かみしめ

 左下の歯ぐきが腫れた、痛い、ということで来院されました。
どうも、親知らずが原因のようです。
下のレントゲン、親知らず(8番、第三大臼歯)が、横を向いて、埋まっています。
さらに悪いことに、前の歯(7番、第二大臼歯)に、引っかかっているようです。
下顎智歯(親知らず)水平埋伏、という状態です。これはもう、この親知らず(智歯)を抜歯するのがいいと思われます。

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 日を改めて、歯肉の炎症がある程度落ち着いてから、抜歯をしました。親知らずを抜きました。
分割して抜歯しましたので、抜歯後、親知らずの破片などが抜歯窩に残っていないかどうか、確認しているレントゲンが下のものです。
白い部分は、金属ですが、よく見ると、6番の金属冠に穴があいているようです(緑矢印)。

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 下の口腔内写真、約3年前のものですが、この時点から、穴が開いていたようです。
金属冠に穴が開いている、このような事は、少なからず経験します。
これは、はじめから(金属冠を装着したときから)、開いていたのでしょうか?歯科医師が手抜きをしたのでしょうか?
そうではないですね。いつのまにか、開いてきたものと思われます(推測ですが)。
え?金属に穴が開くの?と思われるかもしれませんが、お口の中では、少なからずある事と思います。
金属に穴が開くほど、その歯(金属冠)に、力がかかっている、ということです。これは、食事の時の咀嚼力ではなく、主に、就寝時の歯ぎしり、あるいは、くいしばり、噛みしめによるものと想像されます。

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 金属に穴が開くほどの力が、歯にかかり続けると、どうなるでしょうか?
下の口腔内写真。赤矢印部分、歯肉が退縮しています(歯がのびたように見える)。歯肉が退縮している、ということは、歯肉を裏打ちしている骨も、当然、失われている、ということでしょう。歯を支えるべき歯肉や歯槽骨が失われているということ、果たして、これらの歯は、天寿を全うできるのでしょうか?
歯頚部(歯の首根っこの部分)には、いわゆる、楔状欠損ができています。
歯にも、歯肉にも、骨にも、かなりのストレスがかかっているようです。

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 下の口腔内写真、下顎の前歯部分です。
犬歯の先っぽは、かなりすり減っています(青矢印)。

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 就寝時、マウスピース(マウスガード、ナイトガード、歯ぎしり防止用マウスピース、スプリント)の装着をお勧めいたします。

参考までに、
親知らずを抜く時
http://nanbadental.blog.fc2.com/blog-entry-219.html


親不知が、こっぱみじんになった!
http://nanbadental.blog.fc2.com/blog-entry-227.html






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