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治した歯が、また虫歯?

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 一回治療した歯は、もう虫歯にならない、と思っている方が、意外に多いようです。
そんなことはありません。歯がある限り、虫歯になる可能性があります。
全く治療していない歯よりも、むしろ、治療をしたことのある歯の方が、虫歯になりやすいとも言えます。
なぜなら、被せ(かぶせ)や、詰め物をしていると、その人工的な詰め物(金属、レジン、セラミックなど)と、ご自分の歯質の間には当然、境界があるわけで、その境界部分(際、きわ)は、必ずしも平滑ではないからです。
その部分に、汚れがどうしても貯まりやすくなり、虫歯になりやすくなります(二次カリエスといいます)。
 上の口腔内写真ですが、青矢印の先、くぼんでいるのが分かるでしょうか?
金属と、歯質の境界部分から虫歯になっています。

 虫歯とは関係ないですが、この7番、第二大臼歯ですが、被せ(金属冠)の頭の部分、殆ど平らで、本来あるべき凹凸(でこぼこ)がありません。実は、金属冠を装着後に、だんだん金属がすり減って来ることもありますし、金属冠を装着する時に、調整したときに凸(とつ)の部分を何らかの理由で落とした、ということも考えられます。
 歯ぎしりがきつい方の場合は、自分の歯が、すり減ったり、被せ(金属冠)に穴が開いたりすることがあります。歯ぎしり、食いしばり、かみしめ、のかなりある方の場合は、すり減りのみならず、歯が割れてしまうこともあります。
 また、歯ぎしりや食いしばりなどで、歯(もしくは被せ)に、継続的に力がかかっている場合(もちろん主に寝ている時、あるいは無心に仕事をしている時、ですが)、被せ(かぶせ、金属冠、セラミック冠など)や詰め物(レジン、インレーなど)を合着している接着剤(セメント)に異常な負荷がかかり、セメントが破壊されて、その部分から虫歯になりやすい、ということもあります。
 一番奥の歯の、被せ(かぶせ)や、詰め物が、たびたび外(はず)れる方が時々いらっしゃいます。
その場合は、歯科医師がへたくそであるとか、そういうこともあるかもしれませんが、たいていの場合は、患者さんご自身が外しているのです。夜間に。歯ぎしりで。

 先にも述べましたが、歯ぎしり、食いしばり、噛みしめ、などの異常な負荷が歯にかかり続けると、歯でさえ、割れてしまう事があります。
絶対に外れない作り物を歯科医師が作れるわけがありません。口腔内に装着したその日から、その補綴物(人工的な作り物、詰め物、被せなど)は、患者さんの力によって、崩壊に向かっているのです。歯磨きしないと、もちろん虫歯になってはずれます。完璧な歯磨きなんて、現実問題として、とても難しいですよね?歯磨きしてくれない患者さんは数多くいらっしゃいます。



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