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6歳臼歯(第一大臼歯)の遠心移動

 8歳の女の子。
近隣の西条の歯科医院よりのご紹介で来院されました。
乳歯が異常に早く脱離してしまい、その後ろにある第一大臼歯(6番)が前によってしまって、今後生えてくるべき永久歯(5番、第2小臼歯)の萠出スペースが足りない、ということです。

 さて、下の写真、上顎の歯列模型(歯並びの模型)です。
左が初診時、右が、約5か月後です。
まず左の模型ですが、上顎の第一大臼歯(6番、六歳臼歯)が、左右とも、近心に(前に)移動しています。
 6番の前にあるべき第二乳臼歯(E)がありません。Eの早期喪失(例えば、むし歯などで)による、6番の近心移動、もしくは、6番が、近心に向いて萌出してきたおかげで、Eが早期に歯根吸収をおこし、早期に脱落してしまったのかもしれません。
 いずれにせよ、このまま放置しておくと、ますます6番(六歳臼歯、第一大臼歯)が、前に寄ってきます。もうすでに、右側の第一大臼歯は、右側第一乳臼歯(D)に接触するところまで、前によってきてしまっています。
前から6番目の歯が、5番目の歯が生えるべきところにいる、ということです。
5番(第二小臼歯)のはえてくるスペースが無い、という問題が生じていました。

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 そこで、この6番(第一大臼歯)を、遠心に移動させることを考えました。本来の位置に移動させる、ということですね。5番の萌出スペースの確保、及び、ズレがこれ以上大きくならないように、そして、当然のことですが、ずれていた咬み合わせを本来のあるべき姿に戻していく、という治療方針です。
 左右の模型、赤の両頭矢印、青の両頭矢印、ともに左右同じ長さです。
6番が、かなり遠心に移動しているのがおわかり頂けると思います。矯正治療を開始して、約5か月後です。

 ちなみに、同じような症例、上顎第一大臼歯の遠心移動、です。
ここをクリックして下さい。

 



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