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早めの矯正治療が望まれる例 下顎骨の偏位 ずらして噛んでいる

 フッ素をして欲しい、という事で来院された、もうじき5才になる女の子です。
さて、何処に問題があるでしょうか?まだ永久歯は一本も生えていません。すべて乳歯です。
20151004-1

 そうです、下顎が、写真で言うと向かって左側(患者さんの右側)に、ズレています。
20151004-2
 
 こういう場合は、極力早めの矯正治療をお勧めいたします。噛み合わせや、咀嚼機能、歯や口腔の健康状態、顔貌などに悪影響が考えられますので。

 下の模型写真、右側のかみ合わせです。
20151004-3

 下は、左側のかみ合わせです。ずれて噛んでいるのがおわかり頂けるでしょうか?
20151004-4

 まだ幼稚園だし、まだ乳歯なので(永久歯が生えていないので)、小学校へ上がってから矯正治療を開始しても良いのではないか?と付き添いで来院されているお母様に質問されました。
 こういう状況の場合は、極力早めに矯正治療を開始するように、私はお勧めしております。
乳歯を動かしても意味がないのではないか?どうせ生え換わるのだから。といわれる方もいらっしゃいます。
このお嬢さんの矯正治療の目的は、乳歯を動かすことではありません。
乳歯を動かす事により、顎の位置を本来の位置に戻し(顎の歪みを治し)、今後の顎骨の成長、歯のはえかわりが、本来のあるべき状況になるように、今のうちに環境を整えておく事、が目的になります。
 この状況で放置しておくと、かなりの確率で、顎骨の偏位、歪み、筋肉の非対称、顔貌の歪みを生じてしまいます。
もちろん、歯、歯肉にも過剰な負担がかかってしまいます。

 ちなみに、このお嬢さんの上顎の模型ですが、既に歯列が歪んできています。
20151004-5
下顎をずらしている方向(この場合は向かって左側です、患者さんの右側)に、赤矢印のように、歯列弓(歯並び)が広がって、左右非対称となっています。顎骨自体の変形も既に起こっているかもしれません。

 成長期に歪んで噛んでいると、顎口腔系のみならず、顔貌まで歪んでしまう可能性がありますので、早めに歪みを修正したいわけです。
 この様な状態の場合は、早めに歯科医院でご相談なさるよう、そして早めに矯正治療を開始なさるよう、お勧めいたします。



関連記事です。
早期治療について 幼児(乳歯列期)の矯正治療について
http://nanbadental.blog.fc2.com/blog-entry-86.html






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